Webエンジニアがアフィリエイトで稼ぐ

プログラミングやSEOなどWebエンジニアのノウハウを活かしてWebサービスを運営しています。

アダルトサイトのAMP対応

GoogleのSearch Consoleで以下のメッセージが届いていたので、
AMP対応について少し調べてみました。

XXXX の所有者様
Google では、貴サイトに AMP ページとして提供するとメリットが見込まれるページが多数あることを検出しました。AMP(Accelerated Mobile Pages)とは、モバイル端末で素早く読み込めるよう最適化された HTML ページのことです。AMP の利点について詳しくは、下記の関連資料をご覧ください。貴サイトに有効な AMP ページを用意すると、そのページは検索結果での表示対象となり、検索結果では特別なバッジを伴って表示されます。

※サイトのドメイン名の部分は伏せ字にしています

SEO効果

Googleでは現在はAMPによるSEOへの直接の影響はないとしていますが、ページ表示速度が向上することで、UXが向上し、間接的にSEOへの効果はあると思います。
企業サイトでも少しずつAMP対応のサイトは増えてきています。

JavaScriptの制限

AMPでは自作のJavaScriptは制限されており、AMP JSと呼ばれるライブラリのみ非同期で読み込むことが出来ます。 サイトのデザインやアニメーションなどは既にAMPのライブラリとして用意されているものがありますが、ASPから発行された広告タグのscriptタグ等は実行することが出来ません。

広告

amp-adなどの広告表示専用のタグが用意されています。

syncer.jp

現在はまだAMPに対応したアドネットワークは少なく、
アダルトサイトで利用できるのはi-mobile、nend、GMO SSPくらいでした。
アダルトサイトの広告の要となる、POP広告は表示出来ません。

まとめ

POP広告等が表示できない時点で答えは見えていますが、アダルトサイトではまだ時期尚早でした。AMPの仕様も頻繁に変わっているので、今すぐ対応する必要はないと思います。AMPに対応するくらいならSSL対応の方が先ですね。

近況報告

長らくブログの更新をサボっていたので、1年以上ぶりの更新になります。
近況報告も含めて、2016年〜2017年前半を振り返ってみました。

アンテナサイト運営状況

PVは全盛期に比べると半減、収益は全盛期の1/4にまで減りました。
PV減はGoogleSEO関連のアップデートの影響、収益減はPOP広告の単価減少の影響を大きく受けています。運営の方はほぼ放置になっていますが、それでもまだ一応利益は出ています。一時期は事業化も考えましたが、やはりアフィリエイトはそんなに甘くはなかったようです。
私のように副業として活動しているケースでは、一時のPOP広告のような高単価案件が出てきた時に一気に稼ぐという方針の方がいい気がします。 今年もそういった案件が出てくるまではPVを増やすための施策を地道に続けていく予定です。

会社に副業がバレる

確定申告の際に記載を誤り、会社に副業がバレました。
(給与所得よりも、副収入の方が多いのでそれはバレますね。)

今回はあくまで確定申告の記載の誤りが原因なので、記載を間違えなければ、会社にバレることはありませんでした。 就業規定では副業は一応禁止されていましたが、今回はアフィリエイト収入ということで副業に抵触するかは微妙ということでお咎めなしになりました。これで晴れて会社公認となり、確定申告はやりやすくなりました。

サーバ移行

今まではGMOクラウドメインで使用していましたが、長く運営していくうちに、無駄にサーバのリソースも圧迫して、サーバ費用は月10万くらい掛かっていました。収益も減っているため、サーバ代を浮かすために、クラウドからVPSに移行、サーバ集約、プログラム改修等で月3万円くらいまで減らすことが出来ました。

【2019年版】もし今から新規にエロサイトを作るなら

もし新規にエロサイトを作るなら

このブログの読者の方から「もし今から新規にエロサイトを作るなら」どのように作っていくのが良いのか、質問をいただきましたので、私なりの考えをご紹介します。

読者からいただいたメール

有難いことにこのブログの読者から以下のメールをいただいたので紹介します。
(ご本人の許可をいただき、一部内容を伏せて乗せています。)

shino5様

初めまして。HN:◯◯、というものです。
shino5様のはてなブログ、読ませていただいています。
役に立つ情報が盛りだくさんで、いつもとても勉強になっています。

私はこれから、件名にございますように、エロ系アンテナサイト/ブログを
新規に作っていこうと考えています
(現在、WordPressを弄って遊んでみたりしています)。
最初のうちは、スクレイピングを利用したコンテンツ埋め込み型のサイト
(いわゆるパクリサイト)を作ろうと思っていたのですが、shino5様の
ブログを読んでいると、それはあまり良い選択では無いように思えてきました。
しかし、それなら、アンテナサイトと、コンテンツそのものを提供する
ブログ系サイト、そもそもどちらを作っていく方が良いのか、
というのが分からなくなってきました。
そこで、shino5様にご意見を伺いたいと思い、ご連絡させて頂きました。

ご迷惑おかけしますが、ご返信いただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。

これから新規にサイトを作る人であれば、誰もが一度は悩むテーマです。
私なりにそれぞれの特徴をまとめてみました。

エロサイトの種類

ブログサイト

現在はアダルト動画ブログ(手動更新)の殆どが、アンテナサイトのエロタレストからのアクセスをアクセス源とするサイトが殆どです。 エロタレストなどの大手アンテナサイトに登録されるだけでも、5,000PV/日程度のブログであれば、簡単に作れます。収益でいえば、月5千円未満と言ったところでしょうか。ただし、エロタレストなどに依存することで、アンテナサイト側の運営方針の変更にアクセスが左右されてしまうため、安定した収入は難しいかも知れません。

エロ画像サイトの方は、エロ動画に比べると、比較的アンテナサイトが分散しており、サイト同士の相互リンクも盛んに行われているため、新規の参入はしやすいと思います。エロ画像の場合は、インスタなどにも連携して、海外もターゲットにしたサイト構成にすることで、今後はアクセスの増加が見込めます。 アンテナサイトやスクレイピングサイトに比べて、プログラミング経験がない人でも参入しやすいため、初心者向けといえます。ただし、最初の内は、アクセスが少ない期間が1年程度は続きます。諦めずに、毎日更新を続けることが重要です。

スクレイピングサイト

スクレイピングサイトは、SEO、アクセストレード共にアクセスを集めるのが難しく、スクレイピングサイト単体で収益を上げるのは難しいです。 大手サイトでは、上記のブログ系サイト(手動更新)から動画を埋め込む代わりに、自身が運営するスクレイピングサイトにアクセスを流して、 自身のサイト内でアクセスを回すことで、マネタイズしているサイトが多いようです。 既にある程度のアクセスを持つメディアを運営している方は、スクレイピングサイトを作成することでアクセス増加を見込めるかも知れません。

アンテナサイト

アンテナサイトは、アンテナサイトの開発にある程度の知識が必要なのと、登録サイト集めなどの 運営初期段階での負担が多いことや、アクセスを稼げるようになるまでに半年〜1年程度の期間がかかるため、 個人で副業として運営しているのが殆ど。法人で運営しているケースは少ないです。 (副業で運営していて稼げるようになったのを機に専業になる人はケースはあります。)
現在は、エロ動画の場合は、エロタレスト1強となっているため、エロ動画アンテナへの参入はあまりお勧めできません。 アンテナサイトを新規に作成する場合は、エロ画像アンテナの方が可能性があります。

今から新規に作るなら

プログラミング未経験者や初心者であれば、ブログサイトがお勧めです。アクセスが増えるまでには時間がかかるので、気長に運営していきましょう。 また、スクレイピングサイトやアンテナサイトは上級者向けといえます。ただし、既にエロサイトの運営経験がある方などは、スクレイピングサイトに挑戦してみるのも良いと思います。