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Yahooアクセス解析を使ってみた

Googleアナリティクスの月間1,000万トランザクションの制限を超えてしまったので、月間1億PVまで無料で使えるYahooアクセス解析を試しに導入してみました。

導入

Yahooアクセス解析は有料のYahooプロモーション広告に付属する無料の解析ツールとして提供されています。アクセス解析を導入するためには、Yahooプロモーション広告に登録する必要があるなど、Googleアナリティクスに比べて、導入の敷居が若干高いです。

導入にあたっては上記のサイトを参考にしています。会社情報の入力は個人事業主として登録し、会社名は適当に入れました。広告の設定は支払情報を入力せずにスキップし、広告配信をオフにしました。広告の配信は有料ですが、広告を設定しなければ料金は発生しません。
特に審査はないようなので、登録自体はすぐに完了し、30分くらいでYahooアクセス解析の導入まで完了しました。

アクセス解析項目

PVやUU、参照元、ランディングページ、ユーザ属性、リアルタイム解析など一般的なアクセス解析ツールの内容は取得できます。
ほかのアクセス解析よりもユーザ属性や参照元などをグラフとして見やすく表示できる点はGoodですね。

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Googleアナリティクスでは見ることができない、訪問組織も見ることができます。

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上記のグラフでは、表示していませんが、実際は会社名まで見ることができます。会社や大学のPCからエロサイトを見てる人はアクセス解析でバレてますよ。

直帰率、滞在時間が見れない

気になったのが直帰率、滞在時間を表示できない点です。アクセストレードはこれらの数値を参考にすることが多いので、直帰率、滞在時間を見れないのは致命的です。

ところが、YahooのリリースノートにYahooアクセス解析のアップデート情報が載っていました。 2014年11月5日のアップデートで直帰率、滞在時間まで確認することができるようになるようです。
http://promotionalads.yahoo.co.jp/support/release/2014/1029.html

直帰率、滞在時間まで見れるようになれば、Googleアナリティクスの代替としては、十分機能しそうです。

Googleアナリティクスからの乗り換え

Yahooアクセス解析のメリット

  • 月間1億PVまで無料
  • 参照元、ユーザ属性のグラフが見やすい
  • ユーザ情報はUA、OS、画面幅、IPアドレス等まで確認できる
  • ユーザごとの訪問履歴や閲覧ページが確認できる
  • ユーザ属性の項目が細かい(年齢/性別/ネットリテラシー/訪問組織)

Yahooアクセス解析のデメリット

  • 導入の敷居が高い(登録が少し面倒)
  • Googleアナリティクスのイベントに該当するものがない
    ⇒Yahooタグマネージャを使えばできるようです
  • 細かいセグメントごとの分析はできない

使ってみた感想

Googleアナリティクスのようにカスタムレポートの作成や細かいコンバージョンの分析はできないですが、逆にこれらを使ってない場合は、Yahooアクセス解析の方がレポートやグラフが見やすくオススメ。特にユーザごとの訪問履歴や詳細な属性を見れるのはGoogleアナリティクスにはない利点です。
アクセス解析はYahoo、イベント等のトラッキングGoogleというように分けて使ってみる予定。