AA(ダブルエー)ビジネスのミラーリングシステム
AA(ダブルエー)ビジネス
最近、アンテナサイトへのサイトの登録申請の中で、特定のWordPressのテーマが使用されているケースが非常に多かったので、テーマの配布元を調べていたら、AA(ダブルエー)ビジネスというものに行き着きました。
Googleで「AA(ダブルエー)ビジネス」や「川合達也」で検索してもらえれば、大体わかると思いますが、簡単に言えばスクレイピング&自動投稿などのノウハウを売っている業者です。
わざわざノウハウを買わなくても、Googleで検索すれば、普通に出てくるので興味がある人はこちらからどうぞ
https://www.google.co.jp/?gws_rd=ssl#q=site:http:%2F%2Fkawaap.com%2F+filetype:pdf
※検索避けもできていないSEO初心者が売るノウハウなので、内容はお察し。
さいごに
理由は不明ですが、ここ1ヶ月くらいで、AA(ダブルエー)ビジネスで配布している WordPressのテーマ「ero scrape」「child scrape」で作られているサイトが非常に増えました。ただのスクレイピングサイトなので、今後私のアンテナサイトでは登録しない予定。
2015年版 アダルト向けアドネットワーク
リクエストをいただいたので、2015年版のアドネットワークを比較してみた。
※未掲載のものには★はつけていません。
※アドネットワーク以外も混ざっています。
※最近ネタ切れ感もあるので、書いて欲しい内容があればリクエストください。
アドネットワーク
i-mobile
- 評価 ★★☆☆☆
- コメント
定番。まだ掲載していませんが、最近はネイティブ広告も始めたみたいです。
Sprout!(トラストリッジ)
- 評価 ★☆☆☆☆
- コメント
2015年3月からアドネットワークのシステムが変わり、以前よりもCTRが伸びなくなった。大手サイトの場合は、交渉次第で月極広告もあり。
MEDIAD2(エムエムラボ、アドストレージ)
- 評価 ★★☆☆☆
- コメント
i-mobileより若干CPCは高め。
Yicha
- 評価 ★☆☆☆☆
MAIST(アキナジスタ)
- 評価 ☆☆☆☆☆
A-list(ユナイテッドブレイズ)
- 評価 ★★★☆☆
- コメント
オーバーレイ広告はA-listがオススメ。その他の広告は並程度。
AndC(サイバークエスト)
- 評価 ★☆☆☆☆
- コメント
2015年4月にリリースしたばかりのアドネットワーク。
インタースティシャル広告に力を入れているが、SEOの観点から掲載はオススメしない。
gift
- 評価 ★☆☆☆☆
- コメント
POP広告を突然打ち切るなど、評判はあまり良くない。
メインの代理店として掲載するのはオススメしない。
fam.(フィング)
- 評価 ★★★★☆
- コメント
POP広告はフィングがオススメ(業界最高単価)。
fam.のネイティブ広告はサイト構成などを工夫する必要があり上級者向き。
アドニコSSP
- 評価 ★☆☆☆☆
nend
- 評価 ★★☆☆☆
- コメント
利用規約では公序良俗に反するサイトの掲載を禁止しているが、担当者に聞いたところではアダルトOKとの回答があった。
デイリーの収益状況をメール通知してくれるなど、運用面が充実している。
moras(ファイブエニー)
- 評価 ☆☆☆☆☆
ジョイントメディア
- 評価 ☆☆☆☆☆
- コメント
アドネットワークではないけど一応掲載。
フィングと同じくPOP広告は業界最高単価。
総評
代理店ごとにPOP広告やオーバーレイ広告、インプレッション広告など力を入れている広告も違うので、1つの代理店に頼るのはオススメしない。
1つのアドネットワークを掲載し続けると、在庫切れでCPC、CTRが下がるので、サイト規模に応じて、2〜4くらいのアドネットワークを複数掲載するのが基本。(1つのアドネットワークにインプレッションが偏りすぎないように)
インタースティシャル広告(正確にはアプリのダウンロードの誘導)を掲載するとGoogleからのモバイルフレンドリーの評価が著しく下がるので、Googleに嫌われたくないサイトは掲載を止めた方がいい。
続 POP広告を掲載するとリファラが送られない件
前回の記事
タブアンダー、ポップアンダー広告を掲載するとIEではリファラが送信されませんでした。 ところが先日代理店から現在POP広告はリファラを残せる仕様との連絡がきたので、再度検証してみる。
octopuspopのJavaScriptコードの比較
コードを見ると確かに前回と差分がありました。
タブアンダー
this.setAttribute("href",a.click_url); g&&this.removeAttribute("target"); 0<=c.indexOf("msie")||0<=c.indexOf("trident")?window.open(location.href).location.href=d:window.open(d);
UserAgentがIE10以下またはIE11の場合は、現在のページをwindow.openで開き、本来のリンク先にlocation.hrefでリダイレクトしています。
IE以外のブラウザでは今までと動作に変更はありません。
一見リファラが残せそうに見えますが、IE8以下はlocation.hrefではリファラが残せない残念仕様なので、IE8以下のブラウザでは今まで通りリファラを残せません。
参考:
www.goma.pw
さいごに
MicrosoftのIE8のサポート期間は、2016年1月12日までなので、これ以降であればPOP広告を使用してもリファラの問題はなさそうです。
私のサイトではIE8の割合はIE全体の5%ほどだったので。月のセッション数でいうと50,000セッションほどに影響があります。
octopuspop開発元がこの記事を見て再度修正が入ることを期待します。